私は団塊の世代

団塊の世代の私が生きてきた時代を振り返ってみようと思います。私の記憶の間違いをご指摘くださるとうれしいです。

社会の窓

 私が男の子を羨ましいと感じた点を強いて挙げるなら、戸外で排尿するときにパンツを下ろさずにすみ、ズボンの社会の窓からおちんちんを出すだけでよいこと。衆目にさらされながらパンツを下げて尻を出すのは少し恥ずかしい。大人になってからも、入院中にベッドの上で用を足さねばならないとき、看護師に便器を尻の下に差し込んでもらって恐縮する。男性なら看護師の手を煩わさずに自分でシビンを使えるだろう。小用後にちり紙がいらないのも羨ましい。おちんちんは水切れがよくて、振るだけでいいらしい。
 しかしおちんちんは、便器の周囲に尿をこぼすという重大な欠点がある! 和式の水洗トイレは便器が浅いので、女性でも尿がはねて便器の周りを汚してしまうが、男性は洋式トイレも汚す。女性と同様便座に座って小用を足す男性が最近多くなってきたと聞く。夫は我が家が洋式トイレになった45年前から実行している先駆者の一人である。私が提案したのではない。床を汚さない工夫を独自に積み上げて行き着いたらしい。座っていてもこぼれることがあると彼男は言う。床のビニールシートが黄ばみ、拭いても落ちなくて困る。生協で便器すきまテープを購入して解決。おちんちんは便利どころか欠陥品だ。

      ⇧ 便器すきまテープ

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