私は団塊の世代

団塊の世代の私が生きてきた時代を振り返ってみようと思います。私の記憶の間違いをご指摘くださるとうれしいです。

まりつき

 まりつき、ゴム跳び、馬跳びのような女の子だけの遊びは、木登りや缶蹴りより取っ付きやすく、それなりに上達して、友達とほぼ互角に遊べるまでになった。
 まりつきは、『1もんめのイすけさん、イの字が大好きで、一万一千一百億---。2もんめのニすけさん、---』という数え歌に合わせてゴムまりをつく。足の裏や膝でついたり(サッカーのように)、両足の間をくぐらせたりして、歌の最後はスカートの後ろの部分とパンツの間にまりを挟む。小学5年生のときに東京に転校したら、数え歌が全然違っていた。『1リットラー、1ゴウシ、---』というのだが、現在も私には歌詞の意味が不明である。数え歌が地方で異なっていても、私が子供の頃まりつきは全国共通の遊びだった。私より1回り年上の洋子叔母の京都での手まり歌は『あんたがたどこさ』だったと言う。しかし私の息女(現在44歳)の時代になると、まりつきをしている子はいなくなり、ゴムまりも店頭からなくなった。
 ゴム跳びの遊び方は、東京と全く異なる。東京では名前の通りゴムひもを跳び越えて、どの高さまで失敗しないかを競ったが、兵庫県の私が住むT市近辺では、『オタマジャクシはカエルの子』のメロディで、『オーライ発車のキューピーちゃん、---』と歌いながら、ゴムひもに足を掛けたり外したりする。歌に合わせて動くのは楽しいし、運動量も結構ある。ゴムひもは輪ゴムをつないで作った。


『1もんめのイすけさん、イの字が大好きで、一万一千一百億---』・『1リットラー、1ゴウシ、---』・『オーライ発車のキューピーちゃん、---』の歌詞の先をご存じの方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください。


ゴム跳び:PIXTAより

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