晩年のブログ記事
流産
幸子の夫の病気が回復するまでに10年以上かかったように思う。再就職した夫の収入は少なく、幸子は晩年まで働き続けた。夫は、朝日新聞の記者としてエリートコースを進む弟について、「僕は同志社の経済を出たんですけど、弟は同志社の英文科ですねん」と、母と私に話したことがある。当時の同志社大学は経済が一番難... 続きをみる
大阪城
マイコに、「大阪城に行ったのはいつやった?」と尋ねると、「ずっと前」と答える。「三輪車で遊んだのはいつ?」と尋ねても、「ずっと前。」 1週間前のことでも、30分前のことでも、「ずっと前」と言うので、父が面白がって、「マコちゃん、いつ何々したん?」のような質問をわざとしては、マイコに「ずっと前」と... 続きをみる
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