私は団塊の世代

団塊の世代の私が生きてきた時代を振り返ってみようと思います。私の記憶の間違いをご指摘くださるとうれしいです。

女性語

 絵画教室で同い年のよし子ちゃんと友達になった。彼女とはお互いの家を行き来するほど親しくなれた。ほかの子は教室内だけの付き合いで終わったが、よし子ちゃんは私に積極的に話しかけてくれ、会話をリードしてくれたので、人見知りの強い私も仲良くなれた。彼女の家は広く、我が家近辺の庶民階級の住まいとは異なる雰囲気を醸している。彼女はバレーも習っていて、両足の爪先を180°外に向けて立ってみせてくれた。
 妹と弟がいる。弟が自分のことを『わたし』と言い、女の子の言葉遣いで話すのに驚いた。姉2人の言葉を聞きながら育ったからだが、男の子は生まれつき男性語を使うものと思い込んでいた私は、彼男が将来普通の男性に育つのか心配になった。女性語と男性語が異なる日本語の方がおかしいのかも。

バレー:イラストACより

×

非ログインユーザーとして返信する