計算機
『シネラマ・ホリデー』を見た後、母は阪急デパートへ、父と私は父の会社に行った。ビルの中の父が働くオフィスに連れていってくれた。壁に沿って、セントラルヒーティングのパイプが這っている。タイムレコーダーがあり、父が紙に時刻を印字してみせてくれた。大きな金庫も開けてくれた。中には金だけがあるのかと思ったら、書類も沢山入っていたと、日記帳に書いている。翌年に再び行ったときは計算機で遊んだ。手回し式なのでそろばんより遅い。この計算機は、十数年後に勤めた職場にもあった。電卓が普及したのは1970年代末以降である。タイムレコーダーは、学校にしか勤めたことのない私は以後見たことがない。

計算機:NikomatのHPより