私は団塊の世代

団塊の世代の私が生きてきた時代を振り返ってみようと思います。私の記憶の間違いをご指摘くださるとうれしいです。

だるまさんがころんだ

キリコ

 東京の女の子の遊びは、兵庫県のK小学校と随分違う。私の好きなおじゃみ(お手玉)はしない。おじゃみは立って数え歌に合わせて足を振り上げながらジャグリングするのだが、S小学校のお手玉は畳の上に座ったまま1つのお手玉を手の平で受けたり、甲で受けたりするしとやかな遊びで、面白くないから遊び方を覚える前にやめた。まりつきはK小学校と似ているが、歌が違う。『だるまさんがころんだ』は、K小学校では『はじめの一歩』という名前だった。ゲームの開始時に皆で「はじめの一歩!」と叫ぶから。鬼は「だるまさんがころんだ」と言う代わりに1から10まで数える。その間に皆が動くのだが、10数えるより『だるまさんがころんだ』の方が早く言えるので、鬼が振り返る前に動きを止めるのが東京の方が難しい。のろまの私は全然動けない。

 ゴム跳びはK小学校と全く違う。歌を歌いながらゴムを足に引っかけたり外したりするのではなくて、ゴムひもをただ跳び越えるだけ。最初は膝の高さ、次いで腰の高さ、肩の高さとゴムひもを上げていく。跳ばないでまたいでもよい。足を高く上げるのが得意な私は頭の高さまでは軽々またげる。手を上に伸ばした高さでも背の低い子がゴムを持っているときは、ちょっとジャンプすればまたげる。右足が特に高く上がるのが自慢で、結婚後も夫の頭を小突いたりして遊んでいたが、『臼蓋形成不全』のせいだと後に判明した。右股関節の臼蓋が小さいのだ。四十代から変形性股関節症の症状が出始め、今は股関節の軟骨が皆無に近い。人工股関節に替えてもよい段階だそうだが、痛くないし、普通に歩けるので、残りの人生をこのまま自分の股関節で通したいと思っている。


 

 骨頭   臼蓋(骨頭を覆っている)

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